災害時の事故防止策

8、9月は台風や大気が不安定になりやすいため大雨の災害多い季節です。
近年は線状降水帯による豪雨も各地で発生していますので、洪水や土砂災害には注意が必要です。
災害時にご自身を守るための準備について、ケガをしないために、命を守るために日頃から何をすべきか考えてみましょう。

  • 割れたガラスでのケガに注意
    地震や台風などでは割れた窓ガラスによるケガに注意です。災害時には窓から離れるようにしましょう。また、普段からスリッパでもよいので直に足が床に付かないように足の裏を守るものを身近に用意しておくといいです。ガラスの飛散防止フィルムなどを事前に貼っておくと万が一の際に備えることもできます。
  • 大雨の時などに外の様子を見に行くのは厳禁
    まず不要不急の外出は避けましょう。また、大雨の時に近くの河川が増水していたり、氾濫しそうになっているのを見に行くのは絶対に止めてください。昨今は画像や動画投稿などが盛んになり危険を冒してまで撮影する方も見受けられますが、けがや最悪は命の危険にさらされることになりますので身の安全を第一に考えてください。
  • 防災目線の家具配置をする
    特に地震の場合、家具などの固定やベッド付近にタンスを置かないなど配置を考えることは防災につながります。また、避難経路上になるべく物を置かないようにすれば、避難時の転倒によるケガを防げるだけでなくスムーズに避難ができます。家具や物を設置する際には転倒や落下、避難時の導線など防災目線での固定、配置を考えてみましょう。
  • 避難経路の事前確認を
    災害時に自宅から避難をする場合、事前に経路の確認やシミュレーションをしておくことも大切です。人は突然のことには慌ててしまい冷静でいられないこともあります。避難をするときに転んでけがをするケースもあります。ハザードマップでご自宅や職場などご自身のいる場所の危険度を知ること、避難場所とその経路を知ることは万が一に備える大切な手段です。特に避難場所と経路は実際にその避難場所が適切なのか、お年寄りや小さなお子さんが避難をするのに急な坂道や階段があるなど経路は大丈夫かなどを事前に知っておくことも大切です。
    ハザードマップポータルサイト (gsi.go.jp)

災害は決して他人事ではありません。
防災の意識を高め、いざという時の備えをしてください。

【政府広報オンライン】大雨や台風の気象情報に注意して 早めに防災対策・避難行動をとりましょう