【スタッフブログ】防災のすすめ③
みなさんこんにちは。
今年も残すところあとわずかになりました。
年々、一年間があっという間に過ぎてしまうのは歳のせいでしょうか・・・
12月は忘年会、クリスマス、大晦日などイベントもたくさんありますので、一年の締めくくりで大いに楽しんでくださいね。
さて、今回は災害時にご自身を守るための準備について少しお話しします。
いつ起こるかわからない災害に対して日頃から建物の点検が必要なことは前回お話ししました。
ですが一番はご自身のお体の安全ではないでしょうか。
ケガをしないために、命を守るために日頃から何をすべきか考えてみましょう。
今回は「災害時に身を守る準備」についてご紹介しますのでご参考にしてみてください。
- 割れたガラスでのケガに注意
地震や台風などでは割れた窓ガラスによるケガに注意です。災害時には窓から離れるようにしましょう。また、普段からスリッパでもよいので直に足が床に付かないように足の裏を守るものを身近に用意しておくといいですね。また、ガラスの飛散防止フィルムなどを事前に貼っておくと万が一の際に備えることができますね。 - 大雨や吹雪の時などに外の様子を見に行くのは厳禁
大雪や吹雪の時は自動車を運転することはもちろん、不要不急の外出は避けましょう。また、近年は集中豪雨も各地で起こり様々な被害がでています。大雨の時に近くの河川が増水していたり、氾濫しそうになっているのを見に行ってしまう方がいまだにいらっしゃいます。昨今は画像や動画投稿などが盛んになり危険を冒してまで撮影する方も見受けられますよね。けがや最悪は命の危険にさらされることになりますので身の安全を第一に考えてください。 - 防災目線の家具配置をする
特に地震の場合、家具などの固定やベッド付近にタンスを置かないなど配置を考えることは防災につながります。また、避難経路上になるべく物を置かないようにすれば、避難時の転倒によるケガを防げるだけでなくスムーズに避難がでます。家具や物を設置する際には転倒や落下、避難時の導線など防災目線での固定、配置を考えてみましょう。 - 避難経路の事前確認を
災害時に自宅から避難をする場合、事前に経路の確認やシミュレーションをしておくことも大切です。人は突然のことには慌ててしまい冷静でいられないこともあります。避難をするときに転んでけがをするケースもあります。ハザードマップでご自宅や職場などご自身のいる場所の危険度を知ること、避難場所とその経路を知ることは万が一に備える大切な手段です。特に避難場所と経路は実際にその避難場所が適切なのか、お年寄りや小さなお子さんが避難をするのに急な坂道や階段があるなど経路は大丈夫かなどを事前に知っておくことも大切ではないでしょうか。
ハザードマップポータルサイト (gsi.go.jp) - 方付け作業は無理をせず!
災害後の後片付けの際にケガをする場合もあります。割れたガラスの方付けでは軍手やゴム手袋などを付け、手をケガしないように気を付けましょう。また倒れた大きな家具を戻す時に腰を痛めたり、落として足や手をけがしたりにも注意です。その他にも屋根に登っての作業や切れた電線の始末など不慣れな作業は専門家に依頼するなど無理はしないようにしましょう。
みなさんも日頃から防災の意識を高めていただき、いざという時の備えをしてくださいね。