【スタッフブログ】自然災害は自動車保険の対象になるの?
みなさんこんにちは。
北海道はやっと暑さも和らいできて、朝晩はだいぶ涼しくなりました。
本州ではまだ35度を超える暑さが続いていて、場所によっては38度とか39度と危険な暑さの所もあるようですので、まだまだ熱中症などに注意が必要ですね。
さて、9月は台風や大雨による水災が多い季節ですね。
ところで自然災害によりお車に被害を受けた場合、自動車保険は補償の対象になるのでしょうか?
答えは車両保険に加入していれば以下の自然災害によりご自身のお車に損害があった場合は補償を受けられます。
<一般的に車両保険の補償対象となる自然災害>
・ 台風
・ 竜巻
・ 洪水
・ 集中豪雨
・ 高潮
・ 雹(ひょう)災
・ 雪災
・ 自然災害による物の飛来
・ 自然災害による物の落下
なお、これらの自然災害で被ったお車の損害について自動車保険(車両保険)を使用した場合は「1等級ダウン事故」として扱われます。
自動車保険には「ノンフリート等級別料率制度」というものがあり、損保ジャパンでは1~20等級の区分と事故有係数適用期間により保険料が割引・割増されるのですが、等級が1つ下がるごとに割引率も下がってしまいます。
「1等級ダウン事故」として扱われるということは、次回更新の時の保険料が高くなるということですので注意が必要です。
上記の通り概ね自然災害は車両保険の対象になっていますが、保険対象にならない自然災害もあります。それは
・地震
・噴火
・津波
です。これらの自然災害は災害による損害が甚大で広域におよんだ場合、損害額が極めて高額になる可能性があり、保険制度の安定的な運用が困難になるため補償の対象外とされています。
ただし、特約をセットすることでこれらの自然災害を補償することもできます。
損保ジャパンでの自動車保険・THEクルマの保険では「地震・噴火・津波車両全損時一時金特約」が用意されているので、地震や噴火、津波の危険性が高い地域にお住まいの方はこちらの補償を備えることをおすすめします。
また、これらの危険性が低い地域にお住まいの方でも釣りが趣味の方、特に海へ行かれる方は津波のリスクに備えこの特約に加入しておくのもよいのではないでしょうか。
その他にも
・運転中、暴風で飛んできた物がフロントガラスに当たり、ガラスの破片でケガをした
・台風で街路樹が倒れて車が壊れ、ケガをした
など、車に乗っている時に自然災害に巻き込まれケガをした場合などお体については「人身傷害保険」で備えることができます。
近年、様々な自然災害が非常に多くなりました。
いつ、どこで被害にあうかわかりませんので、自動車保険もしっかり補償を備えましょう。
こちらの記事にも詳しく書かれていますので是非ご覧ください。
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