【スタッフブログ】今一度、地震について考えてみませんか?
みなさん、こんにちは。
今年もあと残すところ半月です。
12月はクリスマスや年末でいろいろ忙しくなる月ですよね。
また、忘年会シーズンでもありますので街もにぎわいますね。
そんな、気持ちがウキウキするような時にですが少しばかりピリッとするお話しを。
この1ヶ月の間に九州と東北では震度5強以上の地震がありました。
11月25日には九州の阿蘇地方で最大震度5強を観測、12月8日には青森県東方沖を震源とする最大震度6強を観測する地震が起こりました。
青森県東方沖の地震では津波も発生し、北海道や東北の太平洋沿岸の各地で津波を観測しています。
2011年3月11日の通称・東日本大震災以降、比較的大きな揺れの地震も多くなったことで震度3や4ではみなさんあまり驚かなくなっているように思うのですが、どうでしょう?
日本は地震大国なのでほぼ毎日どこかで地震が起きているのですが、そのせいか多少の揺れには慣れてきていませんか?
私自身、テレビのニュースで地震速報のテロップが流れた時に震度3くらいだとあまり気にならなくなっているように思います。
ですがその慣れが防災意識を低下させているように思うんです。
先日の青森県東方沖の地震の際に、当社のある北見市は震度4を観測しました。
北見市は比較的地震で大きな揺れは観測しない地域ですが何年かに一度震度4が、そしてまれに震度5弱程度の揺れを観測することがあります。
そんな地震に不慣れな所に住んでいるので、震度4の揺れは結構な揺れに感じました。
私はちょうど除雪で屋外にいたのですが、最初、足がもつれてよたついてしまったのかと思ったんです。
ですが自動車がすごい横揺れをしているのを見て、すぐさま地震であることに気付きました。
周りを見ると電線が大きく揺れ、足元のぐらつきとおもちゃのように揺れる車を見ていたら、何か遊園地のアトラクションにでも乗っているような変な感覚に襲われました。
大きな揺れは1分程度で収まりましたが、屋外であんな揺れの地震は初めての体験で少し怖さも感じました。
室内で揺れを感じるのと、ちょっと違う感覚でした。
その時に震度4であの感覚なら震度6なんてどれだけ怖いんだろうと、あらためて思ったんです。
今の自分は地震が起きても「すぐに収まるよ」「被害が出るほどじゃないでしょ」「避難のひの字も考えないな」と思ってしまうほど、正直にいうと地震について危機感があまりありません。
だから地震に対する防災も何の準備もしていませんでした。
でも今の時代、いつどこで何が起こるかわからない時代になっています。
特に地震は「今まで大丈夫だったから」で本当に安全なのか?と疑問を感じています。
備えあれば憂いなしと言いますが、もしものための備え・・・物も気持ちも必要ではないかと今回思いました。
約2年前の2024年元旦、能登半島地震が起きましたよね。
誰が元旦にあんな災害が起こるなんて思っていたでしょうか。
お正月だからって自然災害は遠慮してくれませんよね。
大きな地震があったあとはしばらくののち、また大きな地震が起きやすいですので、12月というイベント月ではありますが頭の片隅に防災についても考えていただければと思います。
損保ジャパン公式ホームページに『地震と私たち』というサイトがあり、地震発生のメカニズムから地震への備えなどみなさんに知っておいていただきたいお話しが掲載されていますので、ぜひご覧になってみてください!

